2006年03月31日
「 ・・・・・・ 」

・・・コンビニにはユーレーがいるって誰かがいっていた
マガジンラックのまえで立ち読みしていると
すこし離れてだれかがいる気配がする
さびしい と うれしい のまざりあうあたりに
あなたがいるように いる と いないの
さかいめの かすかなふるえ
コンビニのユーレーには匂うがないって 声紋がないって
4組のアスカとヒカリがな~んて話してたんだって
でもいくよね 毎日 夢のようでも いくよね
知らない街で迷子になっても あそこに行けばほっとするよね
(にせのわたしでもうれしいもん
ガラスのむこうは蜃気楼の街は彼方 セミはうるさく空はたかく
でも何もかもがのっぺりとして
記憶があたまから流れ出してしまった街に
空っぽのコーラ缶が 記憶のかけらみたいに立っているね
◎この詩集を読んで、また寺島しのぶさんの言葉を思い出しました。
「コンビニは一人になれる。
ほかのお客さんとも、店員さんとも、
距離があるから、素に戻れる。」
そういう場所だったのに、今、コンビニはお客さんを一人にさせない・・・

