ファミマル公平のひとり言

戻る

2019年10月23日

「 日経MJ10月14日号から 」

SHUTTERSTOCK_582932332_FOTOR.JPG


◆ロイヤルティー、一律減は「パンドラの箱」?


 「3万5千円でお茶を濁されるなんてまっぴら」。


10日夜、都内のオーナーはため息をついた・・・


 セブンに加盟店が払うロイヤルティーにメスを入れた。


24時間営業の場合、従来は粗利益の3%分を減免していたが、


2020年3月からはさらに月3万5千円を差し引く。


売上総利益(粗利益)が月550万円以下と儲けの少ない店には一律、


月20万円を減額する。井阪社長は「本部の取り分は100億円減るが、


加盟店のモチベーションを上げるためだ」と話す。


 だが加盟店は手放しでは喜べない。あるオーナーは「10月からの


最低賃金引上げで人件費が月5万円以上増えた。


無いよりましだが、焼け石に水」と話す。ロイヤルティーを減額しても


オーナーの不満が収まらなければ、更なる減額要求につながる。


ある証券アナリストは「パンドラの箱になるリスクはある」と指摘する。


 加盟店の1店舗当たりの利益は、年平均50万円改善するとしているが、


粗利益が月550万円超の加盟店の場合改善額は3万5千円で一律。


一方、約7千店ある月550万円以下の店では粗利益が少ないほど改善額が


膨らむ。また「各オーナーの収益を分布図にして公表すべきだ」と話す人もいる。


 セブンのロイヤルティーは売上総利益の「平均で約5割」、40%~50%台の


ファミマやローソンに比べ高めだ。それでもオーナーが儲かるからと平均日販の


高いセブンを選んできた。しかしその優位性が薄れれば、加盟希望者集まらず、


ロイヤルティーをさらに引き下げざるを得なくなる。


 セブンの創業者の鈴木氏は「競争が激しくなればなるほど、強いセブンが


有利になる」と出店を拡大し続けてきた。井阪社長はコンビニは飽和しない


と言うものの、今回1千店の閉鎖・移転に踏み切るのは、拡大してても


有利にならないと判断したのだろうか。


 10月の初旬、セブンの売り場には「バスクチーズケーキ」が山積みにされていた。


バスクチーズはローソンが3月に発売した大ヒット商品。これまで常に新市場を


切り開いてきたセブンの自身が揺らいでいるようにみえた。


PS:「セブンの看板があるから、高いロイヤルティーでも仕方がない」

   と言うより、コンビニ自体のビジネスモデルが変わりつつあるということ。


.

.

.




コメントを投稿

( コメントを表示する前に承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。)



FCコンビニエンスストア経営 有限会社公平事務所
今月のランチミーティング コンビニエンスストア加盟店の親睦会です。詳細はこちらから。

過去の記事

フィードを取得